黒岩の眼

「引けにかけて切り返すも、軸は下向きのまま」

 本日の日経平均は60.36円高の14486.41円で取引を終了した。朝方は売り先行となったものの、午前11時前に発表されたHSBCの中国PMIが50.9と発表されると、いわゆる中国リスクが後退。買い戻しの動きが優勢となった。また、引けにかけては円安・ドル高を受けて、買いの勢いが強まる状況。日経平均は高値圏での終了となった。
 日経平均の日足チャートでは、ローソク足の組み合わせで差し込み足が出現。調整一巡感の強いチャート形状であり、早くも弱気相場は終了したように見える。
 実際、下方の窓(14200.31円-14320.30円)を一部埋めており、窓の引き寄せる力が半減。それが引けにかけての切り返しにつながったともとれる。ローソク足では下ひげが出現しており、これが押し目買い意欲の強さを示している。

「泥のなかから何が出てくるか?」
 やっぱりカーナビに表示していない道は進めないということだ。簡単に押し返されており、とりあえず田んぼの中に突っ込んでしまった。これは単なる泥遊びではない。すぐに上がれば事なきを得るが、永遠に泥の中に入っていたら、そりゃ手足はふやけるだろう。泥のなかから何かに引っ張られているかのようであり、本当の恐怖はこれからである。泥のなかから何が出てくるか?これが見物である。