黒岩の眼

「急反発も、リバウンド相場は長持ちせず」

 本日の日経平均は307.85円高の14396.04円で取引を終了した。朝方から買い先行となり、後場に入ってから一段高の展開。先週末の急落に対する反動が出たほか、為替市場で円高が一服。中国の金融引き締めリスクも後退し、市場には買い安心感が広がった。
 日経平均の日足チャートでは、強気のはらみ足が出現。底入れ感、調整一巡感の強いチャート形状であるが、明確な強気シグナルは出現していない。「窓・壁・軸理論」では“目指すべき窓”が存在しておらず、窓の引き寄せる力には期待できない。買い一巡後は軸の傾きに従って下落する公算が大きく、このリバウンド相場は長持ちしないだろう。

 「間違った使用法」
 電池を長持ちさせようと思ったら、冷やせばいい。そう思って冷蔵庫なんかに入れたら、大間違いだ。結露して回線がショートしてしまう。高温はダメだが低温もダメ。論語のなかで、「中庸の徳」という言葉もあるくらいだ。適当な温度が良いのである。
 今のリバウンド相場は間違った使い方をした電池みたいなもの。アベノミクスというイカサマ経済学がベースとなっており、完全に「取扱ミス」だ。携帯が圏外になるか、それとも電池切れか。いずれ通話はできなくなるだろう。