黒岩の眼

安川情報システム(2354)~16/8/4執筆

さて問題です。「卵」と「玉子」の違いは何でしょうか?

正解は、卵の形をとどめているのが「卵」で、とどめていないのが「玉子」。なので、そのままである「生卵」は「卵」で、料理した「玉子焼き」「玉子丼」は「玉子」となるのです。ちなみに、のび太のお母さんの名前は「玉子(たまこ)」。まったく関係ありませんが・・・。

という風に、言葉の意味というのは、知っているようで知らないことが多い。最近の株式市場でも、キーワードになる言葉が氾濫。投資家たちは結構、勘違いして理解していることも多いようです。

安川情報システムは、「IoT」「M2M」関連銘柄。「IoT」は日本語に訳せば、「モノのインターネット」。様々なモノがインターネットに接続し、情報交換することによってお互いを制御する。一方、「M2M」は「機械から機械へ」という意味。機械と機械が勝手に通信しあって自律的に制御する。似ているけど、ちょっと意味合いが違うのだ。「IoT」が人・機械を含めたオープンな世界だとすると、「M2M」は機械同士のクローズな世界。まあ、多少間違えたところで、投資にはほとんど影響がないと思われるが・・・。ただ、この2つのキーワードを持っているという意味は非常に大きい。なので、同社は「株式市場の有望株」と位置付けられるのだ。

そのようななか、同社は先日、ちょっと大胆な中期経営計画を発表した。3年後の193月期の売上高を4割アップ、利益を10億円確保するとしたのだ。前期、大赤字だったにも関わらずだ。なので、投資家はちょっとびっくりした。比較的高い目標数値が出てきたので、素直に喜んだのである。

そもそも同社は、産業用ロボットが得意の安川電機(6506)の持分法適用会社。三井物産(8031)とも資本提携しており、そういった意味で安心感が強い。大企業がバックについているから、「食いっぱぐれはないだろう」と考えられるのだ。

投資家は常に将来性のある銘柄を買いたいと考えている。同社は「IoT」「M2M」関連であるのはもちろんのこと、「AI」「クラウド」「ビックデータ」関連でもある。投資家たちを飽きさせない「材料株」であり、ことあるごとに物色されることになりそうだ。